2006年、アメリカのオルタナティブメディアの旅に一ヶ月出かけました。先日紹介したDDTVのWaves of Changeは各地のコミュニティメディアが様々に紹介されていますが、当時私が参考にしたのはSlingshotというサンフランシスコのコレクティブが発行している手帳(organizer)に記されているradical contact list。
このradical contact listに載っている、NYやサンフランシスコのオルタナティブスペースやプログレ系のカフェなどに立ち寄りました。
例えばNYのblue stockingという本屋さんでは詩の朗読のイベントがあったり、ジェンダー関係の本がたくさんあったのを覚えています。
サンフランシスコは行くべきところがすごくたくさんあって(でも全部近かった)、Modern Times Bookstoreとか、The Women's BuildingとかPeople's Cafeとかほとんど全部行きました。
なかでも、感動的でかつ一番歩いたのがCell Spaceというところ。
ここはmural(壁画)のプロジェクトをやっていたり、若い人たちがフリーに活動できる自由なアートスペース。(何がどう自由かは各自のご想像にお任せします)
ミッション地区を下っていくとだんだん何もない感じになってきて、倉庫とかスケートパークみたいなところとかが出現し、しばらくするとこのcell spaceにたどり着きます。
Art Labみたいな感じですがこうしたスペースがあることで、近隣の若者がNGOとアーティストを結びつけた活動ができているし、アートを取り入れたワークショップやボランティア活動などが実践されています。
どんなにいい活動や芸術作品、文化があってもそれを実践できる場、発表し交流し互いを高める場がないと発展しきづらい。だからこういう場所ってすごく必要だと思います。
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