2011年7月11日月曜日

放射線マップ Mapping Data


http://safecast.org/
では、ボランティアたちが測定した放射線量をマップ化しています。


オペレーションコドモタチ
のDELI (http://twitter.com/#!/dondeli)がガイガーカウンターとともに自主的に日々測定し、その様子をtwitcastingで中継しアーカイブス化している。

結局一番大事で有効な重要を必要とする市民は、大手メディア伝えないことを自ら情報収集し、発信する主体となっている。

2011年7月10日日曜日

”データジャーナリズム”

http://blogs.forbes.com/oreillymedia/2011/07/08/data-is-shaping-the-future-of-journalism/

ニューズルームの存在意義は、ソーシャルネットワークを通じて届くニュースが増える中でまったく立ち居地が変わってきている。

そんな今、ナイト財団が支援する将来のジャーナリズムに最も期待が高まっているのは、主にデータジャーナリズムと市民がつながるプラットフォームである。

GigaOmと言うサイトに、Mathew Ingramさんは、スタートアップ企業がデータをイノベーションの活力として捉えているのと同じように、ジャーナリズムや市民発展を目指す人々もデータの重要性について気づき始めている、と話しています。((※ざっくりした要約です。翻訳ではありません)

Knight News Challengeの受賞プロジェクトをいくつか。

どうやらデータの見える化、Visualizationをしてくれるみたい。

公民的(へんな日本語かな)プログラマー向けツール。データ収集に。

きました、取り組みの早いノースカロライナです。不動産や学校情報、犯罪統計などのデータを自治体と地域新聞と共同で収集し出版するツール。ハイパーローカルに向いてるっぽい

・パンダ
なんだかまだ全容がわかりませんが、エクセルだるい、データベースなんて意味不明、プログラミングなんかできるわけない、そんなジャーナリストがデータマネジメントをしやすくするためのツール、らしい。これから期待。




PubCampでもお会いした さんの撮ったビデオ
リンクの記事の後半も要チェックですがいったんここまで。

2011年7月6日水曜日

モバイルバンキングinハイチ


震災後、銀行が崩壊し現金を入手困難な状態が続いた中で、携帯電話がいかに活用されたか簡単に説明された動画です。ViewChange.orgより。

貧困ライン以下でほとんどのひとが暮らす中、携帯電話は基本的必需品としてほとんどの人が手にしていた、そのプラットフォームを利用したモバイルバンキングについて、取り上げています。
主にアメリカからの援助団体の視点で、ビル・ミランダゲイツ財団のサポートを受けている点をお忘れなく。

ViewChange.orgでは、こうした変革を起こした人々の物語の映像がたくさん紹介しています。オンラインでの視聴のほかにLinkTVでも放送されているとのこと。

2011年7月3日日曜日

パーソナルデモクラシーフォーラム2011

テクノロジーで変わりつつある民主主義の姿を議論するパーソナルデモクラシーフォーラムが行われていました。オンラインでの生放送をご覧になった方もいるかもしれませんが(そんなかたはwitchbabe23と仲良くしてください)、すべての講演がyoutubeにアップされたので、US時間にあわせて起きていられなかった方はぜひご覧ください!わたしもとてもじゃないけど、部分しか中継みられなかったので、アーカイブスからいいスピーチ、リソースひっぱって勉強するつもりです。

UshahidiとかSwift Riverとか↓

PdF 2011 | danah boyd: Networked privacy





主に上記4つあたりが個人的には絶対おさえておきたいスピーチです。
日本も、こういうフォーラムあるのかなぁ、NTTとかでやってるのかなぁ。

2011年5月10日火曜日

メモ:図書館新時代

新しいネットワーク
1)ネットワークされた個人化
・集団よりもネットワークに
・ソーシャルネットワークの影響力の増大
など
2)新種のコミュニティの登場
・グループ活動がさかんに
・社会的所有(social posses)
・「ちょうど今」、や「私みたいな」といったP2Pグループ
・寄稿者として

革命1~3 (略)
グラフを参照

スライド38から
図書館が付け足すソーシャルネットワーク的宇宙
1)新しいリテラシーへの教育者となる
・コンテンツや倫理、グラフィックなどを含めたリテラシー教育

2)市民の格差を埋める手助け役となる
・公的機関(行政)、民間、第三セクターなどをそれぞれ近づける
・エンパワーメントを行い、ネットワークされた個人へと連れて行く

大きな課題3:パブリックテクノロジーの行方[スライド42}
・アクセスポイントやナレッジ(知)の容器は将来どうなるか
・もたらす分断は
・「貸し借り」「アクセスする」といった図書館のコンセプトはどう進化するか

2011年2月7日月曜日

Citizen 2.0 (#pubcamp セッション)

2010年11月20日にアメリカン大学で行われたパブリックメディアキャンプの一日目、最初に参加したセッション「Citizen 2.0」について簡単に紹介します。

まず、Citizen 2.0とはなんでしょう?ここ数年よく耳にした言葉の一つに「Government 2.0」があります。Government2.0では、自治体がインターネットを活用し行政の情報を開示したり、よりアクセスしやすくする、っといったことが行われてきましたが、このセッションの提言者はトップダウンの情報だけでなくもっと地面からの、積極的な市民参加と情報化社会について、つまり「Citizen2.0」についての議論をしたいという思いがあったのでしょう。

(セッションのメモはこちらhttp://bit.ly/pubcamp10notes より。14ページが該当セッション)

セッションのスピーカーSteven Clifte-democracy.orgについて紹介してくれました。市民が政治家と年に一回、会って話す機会は作れないだろうか、どうやったら、自分たちの代理人である議員とインタラクションをとることができるか、電話だけでなくメールでやりとりしたり、家族や友達にも同じように行動してもらうにはどうしたらいいか、そういった思いのなかで始まったプロジェクトです。
住民にメールアドレスを登録してもらい、議員とやりとりする。e-democracy.org内のフォーラムでディスカッションする、などの参加方法があります。Steveさんは、ボードに貼った紙とペンをもって近所を回りメールアドレスを登録してもらうという方法で住民の10%(550人くらい)が参加することになりました。






e-democracy.orgの地域の参加者から「コミュニティガーデンが地元にあったらいいのに」という投稿があり、ほかの参加者も「わたしもコミュニティガーデンがほしい」と賛同者が増え、実際にコミュニティーガーデンをつくるためにミーティングをし、つくる、ということが起きたという事例も紹介されています。
日本で行われている地域SNSの取り組みと近いものかなあと思います。
アメリカでは地方の新聞社が廃刊していく現象が増えているいっぽうで「ハイパーローカル(めちゃめちゃ地元)」のオンラインニュースが伸びています。「ローカル」に焦点をさだめることでより関連性の高い議論が関心を呼んでいるのかもしれません。
ZIPCODEを使って本当に近隣だけでオンラインの議論をするNeighborlyというプロジェクトも非常に興味深いです。

2011年1月28日金曜日

International Children's Day of Broadcasting

「世界子ども放送日」について紹介します。

 3月の第1日曜日は2011年国際子ども放送日です。世界中の放送局がTune into Kidsを合言葉に子どもたちのための番組づくりをしたり、子どもについての番組を放送するだけでなく、何よりも子どもたちを編成プロセスに参加させ、自分たちの夢や希望について、話をシェアする日です。毎年、百カ国以上の数千もの放送局が参加しています。

 テレビとラジオはグローバルな問題についての意識を高める重要な役割を担うメディアです。また同時に、子どもたちの生活を形作る上でも大きな役割を担っています。ユニセフでは、放送局に対し、自国の子どもの発育を向上させるために、子どもたちの苦境を詳しく描いたドキュメンタリーや、ジェンダーステレオタイプを取り除くようなドラマ、差別を減らすようなアニメーション、勉強になり同時に面白い番組作りを促しています。テレビやラジオは子どもたちや若者にとって意義のある、ポジティブなメディア経験となることができるのです。

 ユニセフは3月6日だけでなく年間を通して若者に電波(放送波)を開放するよう主張しています。

今年のテーマは、「GIRLS ARE...BOYS ARE...(女の子って、男の子って)」
 女の子でいることの意味は?男の子でいることの意味は?それぞれに特有で生まれ持ったふるまいや能力、関心はあるのでしょうか?ジェンダーのせいでできなかったり、やらせてもらえなかったりすることはあるでしょうか?いずれも、生涯に同じだけの機会が与えられているでしょうか?

 世界各地で男性と女性の社会での役割は異なります。思春期は少女や少年から大人へシフトする時期であり、ジェンダーの役割にフィットすることに直面する時期です。若い人達が、同じ年代の仲間がどう思っているか表現したものを見聞きすることは大切です。

 国際子ども放送日(ICDB)は若者の意見を見つけ、その視点や物語に耳を傾けるプラットフォームを提供します。テーマに対する決まったひとつの答えはありません。若者たちにとって、さまざまな役割を知ったり、色々な夢を見聞きすることはインスピレーションとなるでしょう。

 放送局はICDBが提供する素材を利用してスペシャルプログラムを組むことも出来ます。ロゴやグラフィック、素材などの用意があります。

 どうぞ2011年3月6日の国際子ども放送日にユニセフとともにご参加ください。優秀者はICDBアワードを受賞するチャンスがあります。詳細についてはこのページから